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読んだ本とか見たアニメとかの感想とか色々気の向くままに書いてます。 管理人のブレーキは錆びてて利きにくいです、よって異常なことを口走ること多し。 注意されたし。
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1989/04/16
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18 2024 / 05
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24 2007 / 10
虚無への供物 著:塔 晶夫

中井英夫の代表作で、洞爺丸転覆事件をきっかけに書かれたアンチミステリ。
探偵役がしょっぱなから4人。
全員が推理比べと称して推理をぶつけ合うシーンが序盤にある。
ただ、推理といっているのにその推理にあらかじめルールがあるのには少し首を捻った。
ゲーム感覚でどれだけ納得できる推理を組み立てられるかというものだったと解釈。
だが、私の目にはどの推理も突拍子も無い物に写った。
どれもこれも微妙な推理で、唯一まともそうだった推理もすぐに間違っていたということが分かり混乱させられる。
そのうちに出てきた5人目の探偵役は全てを知っている素振りなので安心して推理を読んでいたが、推理比べて犯人として名前が挙がっていた人物を、そんな人間はいないとこの人がいった次の章で出てきたり。
推理小説で推理するのが苦手な私は見事に術中に落ちました。
これの真犯人はなるほど確かに意外。
でも、ただこれを書きたかっただけじゃないのか?というのが私の読後の感想。

それなりに面白かったけがまぁ、それなり。
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